三重の伝統工芸品
皆さんがご存知の通り、伊勢志摩サミットは無事終えることができました。
伊勢志摩サミット外国語案内ボランティアとして、伊勢志摩サミットに関われたことは非常に幸せなことで、良い機会となりました。
また、三重県のことについて自分自身が全く知らないことを思い知った機会となりました。これからは、そんな今まで知らなかった三重のことを紹介していけたらと思います。
今回は、三重県の伝統工芸品について紹介していきたいと思います。
伝統工芸品とは
「伝統的工芸品」とは、次の要件を全て満たし、伝統的工芸品産業の振興に関する法律(昭和49年法律第57号、以下「伝産法」という。)に基づく経済産業大臣の指定を受けた工芸品のことをいいます。
- 主として日常生活で使用する工芸品であること。
- 製造工程のうち、製品の持ち味に大きな影響を与える部分は、手作業が中心であること。
- 100年以上の歴史を有し、今日まで継続している伝統的な技術・技法により製造されるものであること。
- 主たる原材料が原則として100年以上継続的に使用されていること。
- 一定の地域で当該工芸品を製造する事業者がある程度の規模を保ち、地域産業として成立していること。
と書かれたおり、昭和49年に公布された「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」により国が指定していることが分かります。
(詳しくは法律(伝産法) | 伝統工芸 青山スクエアに記載あり)
こんな、指定までされていたなんて、全然知りませんでした~
驚くべくは100年以上の歴史が残っていること!
これを満たすものってなかなか少ないのではないかと考えてしまいます。
今が2017年だから、1917年以上前から存在しているわけですし!
実際に調べてみると、存在しているものは実は約1200種類はのあると言われているそうです。
多いですね!それほど日本の背活用式の中に伝統工芸品が重要な位置づけであったかうかがえそうです。
三重県の伝統工芸品の数
三重県には、先ほどの「国」が指定する「経済産業大臣指定伝統工芸品」は5種類(全国10番目くらい)あります。
また、先ほどの要件を満たしていないが、三重県の財産ともいえる伝統工芸品33品目を「三重県指定伝統工芸品」と指定しています。
このように、合計38種類の伝統工芸品があり、全国では地域によってさまざまなものがあります。
今回は、特に国が定める5品目について紹介したいと思います。
三重の誇る、伝統と匠の技の数々です!
四日市萬古焼(よっかいちばんこやき)
伊勢志摩サミットでも杯として乾杯に使用されました四日市萬古焼です。
18世紀の中頃、桑名の陶工によって始められました。初期には赤絵の陶器を焼いていましたが、一時中断され、その後薄手で茶褐色の陶器が作られるようになりました。現在では特に急須が有名です。花器や食器なども作られています
伊賀焼(いがやき)
伊勢志摩サミットのプレスツアーでは、イタリアの記者の方が伊賀焼の炊飯土鍋でご飯を召し上がりました。以下がその記事になります。
伊賀焼土鍋に感激 海外記者らが窯元訪ね:伊勢志摩サミット:中日新聞(CHUNICHI Web)
によれば
日本陶磁の最高峰とまで言われ、以前、作家の川端康成はノーベル賞受賞の記念講演「美しい日本の私」のなかでわび、さびといった日本文化を代表する焼き物として古伊賀を採りあげ絶賛しました。
日常雑器の碗や皿、鍋、など日常雑器を中心に丸柱で再び焼かれ始め、弥助、定八といった陶工が活躍し現在の伊賀焼の基礎ができました。今は、土鍋や食器を中心に茶陶も焼かれ、古伊賀に劣らない新しい伊賀焼を目指し作陶に励む陶芸家の姿も見られます。
鈴鹿墨(すずかずみ)
サミットでは、海外プレスの本拠地国際メディアセンターで、書道家“万代香華”による席上揮毫と対面揮毫がありました。実際に拝見したのですが迫力がありました。
によれば
鈴鹿墨は、地理的、及び気候風土の諸条件に恵まれているため、作品創作時の墨の発色が良く、上品で深みがあり、基線とにじみが見事に調和します。
さらに現在の鈴鹿墨は、墨下りが大変なめらかで書道愛好家に幅広く使用されております。
鈴鹿墨を染物の染料や塗料として使うこともできます。
伊賀くみひも(いがくみひも)
伊勢志摩に来訪するG7各国代表団及びプレス関係者さまへの記念品としてサミットバッグが配布され、ファスナーの取手部分に「伊賀くみひも」が採用されました。
によれば、
その起源は古く、奈良時代以前といわれ、主に仏具や武具の紐として作られてきた。明治中期に江戸組みひもの技術が伝えられ、高級手組ひもの最大生産地として急速に発展し、今では製紐機による生産や、和装以外の新商品開発もさかんに行われています。
伊勢型紙(いせかたがみ)
伊勢志摩サミットではもてなしに使用されました。
まとめ
今回はこれら5品目について紹介しました。驚くべきことに、これらは全て体験することができるのです。僕もまだ体験したことがないので、これから経験で来たらと考えています。
体験をする場合は、以下のところにそれぞれ問い合わせてみてください。
体験
<四日市萬子焼>
www.bankonosato.jp
<伊賀焼>
<鈴鹿墨>
<伊賀くみひも>
伊賀の組みひも(組紐)販売/教室/体験:三重県組紐協同組合「組匠の里(くみのさと)」
<伊勢型紙>
伊勢志摩の魅力を紹介~観光地編~
さて、皆さんは伊勢志摩についてどれだけのことを知っているでしょうか。
と、伊勢神宮しか思い浮かぶところがないという人にはぜひ読んでいただきたいと思います。
本記事では、「 伊勢志摩の魅力を紹介~観光地編~」と題しまして、
絶対に知っていてほしい観光地を独断で選ばせていただきました。
[:comtents]
1、鳥羽水族館
キャッチフレーズは "飼育種類数 日本一"
飼育種類数(約1200種類)が日本で一番
人魚のモデルとされる「ジュゴン」が日本で唯一見ることができる
もちろん王道のイルカ、アザラシとかクマノミなんかは当然のようにいます。
なんといっても、種類が多いからいろんな種類が見れて楽しんです。
他の水族館では見たことがないような動物がいるんです。
例えば・・へんないきもの研究所(へんな生きもの研究所 | 鳥羽水族館公式ホームページ)に展示されている「イヌガエル」なんてどうでしょうか。
日本で初めて展示されたカエルだそうで、まるで犬のように鳴くので面白いです。
また、「なんだこれ」というような生物が沢山いるので、大人から子供まで、誰でも新しい発見と感動を得ることができます。
2、ミキモト真珠島 ”真珠養殖発祥の地”
鳥羽市の中心地、坂手島の見える海岸線から橋を渡り行くことができる小さな無人島です。
1893年に養殖真珠の創始者である御木本幸吉がこの島で最初に養殖を成功させた記念すべき場所であり、御木本幸吉自身が資料を収集し、島全体を観光島としました。
今は、全島が株式会社御木本真珠島の所有地です。
真珠養殖の全工程や真珠工芸品が見学できる真珠博物館や御木本幸吉の96年の生涯を知ることができる御木本幸吉記念館があります。
海女スタンドでは、海女による潜水作業の実演が日本で唯一見学できます(通年)。
海女さんといえば・・あまちゃん・・つまり・・岩手??
というイメージが完全についてしまってますが、三重県だって海女さんがおられるんです、
といいますか、全国には2000人ほどの海女さんのうち、半分は三重県におられるんですよ!
真珠について、海女さんについて学んでください。
www.mikimoto-pearl-museum.co.jp
3、伊勢神宮
「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。
神宮には、皇室の御祖先の神と仰ぎ、私たち国民の大御祖神 として崇敬を集める天照大御神 をお祀りする内宮 (皇大神宮 )と、
衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神 をお祀りする外宮 (豊受大神宮 )を始め、14所の別宮 、43所の摂社 、24所の末社 、42所の所管社 があります。これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。
何も言う必要はないと思います。伊勢神宮、正式には「神宮」ですね。
伊勢神宮に祀られている神様、天照大御神が日本の神様の中でもトップの神様であるため、昔から多くの人々が訪れています。
まとめ
今回は、たった3つの紹介でしたが、三重県きたら絶対行ったほうがいい場所だと僕は思ってます。他にも、長嶋スパーランドや鈴鹿サーキットのような遊園地があったり、忍者村があったりと三重県には沢山んの観光スポットがあります。
伊勢志摩サミットニュース
三重県では5月の26日と27日に伊勢志摩サミットが開催されます。
そこで今回は、本日気になったニュースにコメントを交えながら、紹介したいなと思います。
1、警備のニュース
このニュースの気になったところ
志摩市を管轄する鳥羽署の小島拓也警備課長は「地域を知っている住民の警備は大きな力となる。警察と住民が手を取り合って、地域の安全を守っていきたい」と話している。
実に気になるところです。
サミットともなると海外のテログループなんかに狙われてもおかしくないですからね。
しっかりしていただきたいところですが、それでわれわれ地元住民がサミットの期間、肩身の狭い生活を強いられることは避けなければなりません。
だから、本ニュースのように住民、三重県に住む人々が自分たちにできることをやる、という話は非常に元気をいただけます。
三重県の人々に理解、納得できるような交通規制や警備をしていただくことで、みんなの伊勢志摩サミットをみんなで成功に導いていけたらいいなと思います。
自分もがんばらないといけないな
2、防災のニュース
すご~~~~く大切なニュースですね。
伊勢志摩サミットの期間中に、大地震、いわゆる南海トラフ地震が発生する事だってあるわけですからね。
日本のように地震が多発している国というのは珍しいわけです。つまり、海外のプレス、報道記者の方々というのは地震というもの自体をほとんど経験していない人たちだと考えたほうがいいわけです。
となると、いりますよね、もし発生してしまったときに避難するための
「防災マップ」
防災マップはこのような感じで、とにかくわかりやすそうです。
A3判の大きさで、南海トラフ地震による最大5メートルの津波により浸水が予想される地域をピンク、避難目標地点を黄、それ以外の高台を緑色で示した。避難や気象情報、もしもの時の行動などについても記載している。
まとめ
こういうニュースを毎日毎日チェックしては刺激を受けています。あと少しで始まっちゃうんだぞって言う焦りや自分がなにができるかなと考えるそんな日々です。
今までの自分は、こういうニュースをみても「自分には関係ないとか」思う節が確かにありましたが、伊勢志摩サミットに外国語案内ボランティアとして参加するので、そんなこといってられないわけです。
自分も自分の役割を果たさねば!!!
理系のための研究生活ガイド 坪田一男
今日は、ドライアイをはじめとした権威で、世界的にも非常に有名な坪田氏の
「理系のための研究生活ガイド」という本を読んでみました。
僕自身、今年度から研究室に配属されて研究というものがスターしました。けれど、研究室で何をしたらよいのかとか、これからどのような気持ちで研究に臨めばいいのか、さっぱりせず悩んでいたんです。
そこで、この本を見つけて読んでみることにしました。
ここでは、本書で自分がこれからの研究で大切だなと思ったことについていくつか紹介いします。
目次
著者紹介(本書より)
坪田一男(つぼた・かずお)
東京歯科大学教授。医学博士。1955年、東京都生まれ。1980年、慶應義塾大学医学部卒業。国立栃木病院眼科院長、東京歯科大学助教授を経て、1998年より現職。1985年より2年間、アメリカのハーバード大学に留学。専門は角膜移植、屈折矯正手術およびドライアイ。
完全に成功者に見える坪田氏ですが、本書内で失敗例を挙げてそんなことはないということを述べています。
内容紹介
坪田氏のウェブサイト (書籍のご案内|眼科医 坪田一男 オフィシャルサイト)
に本書の紹介がありました。それを引用すると
実験、論文発表、学会発表、研究費、特許など、サイエンスの世界で生きる研究者には、知っておくべきさまざまなルールがあります。研究者として成功するためには、ルールを熟知したうえで、ルールを使いこなすことが求められます。本書では、サイエンスの世界の基本的なルールをわかりやすく解説したうえで、「ルールを戦略的に使いこなす」ためのノウハウを僕の体験も紹介しながらまとめてみました。
このように、理系の学生にとっての研究室の心構えだけでなく、研究室を選ぶことに関するアドバイスから、将来研究者としていきていくためにビジネスにする方法まで
と非常に広範囲なことが記載されています。
よって、
これから研究が始まる人、研究に対するイメージをつかみたい大学生・高校生、また研究が始まっていて、改めて研究を考えたい人が読むと非常に有益だと思います。
1、自分の価値観を知る
坪田氏は、研究者になるための8つのチェックポイントの一番最初のポイントとして、「自分の価値観を知る」ということを挙げています。
その中で、大事なこととして、
とにかく、自分はどうして研究をやりたいのか、とことん自問自答することである。
と述べています。
自分が研究をやる意味って何だろう。
研究をやることが目的になっていないだろうか。
研究は手段であり、研究することにより得られることってなんだろうか。
そのために頑張るのだろうか、研究をすることが自分の中でどれほど大切なことなのだろうか。
自分にとっての研究の占める順位が高くなければ、研究は後回しという考えになってしまうし、そうなれば研究をやり遂げることができないと思います。
つまり、研究に対する「野望」「情熱」を持たなければならないし、持てなければそんな研究は絶対にやってはいけないと考えるようになりました。
2、本で「メタ理論」を手に入れる
メタ理論とは
一つひとつの情報を包括的に説明できるような理論や情報ある概念でまとまった情報
つまり、「論文」はある特定の情報を与えているにすぎないので、よりまとまった「本」や「ジャーナル」をよむことが大事だと述べているのです。
そして、メタ理論を読むことで、
知識のまとまりが頭に入り、その領域ではどんなことがホットで何が問題かというようなことが分かってくる
重要な概念はどの本にも書いてあるから、どれが大切で、どれがささいなことなのかがわかってくる
と述べています。
今の僕にとってはまさに目から鱗でした。
研究室に配属され、やる気に満ち溢れているけれど、何をやったらよいかわからないし、論文には難しいことばかり書いてあるので勉強するにしてもわからないことしかないのです。
最初から「よしこの論文を読破してやる」といって、論文を勉強するのではなく、まずは理解できること、全般の知識を勉強することが大切であるということが分かりました。
まとめ
この本は、研究をやっていく上で大切なことがとてもよくまとまって記載されています。
僕のように、研究が始まったばかりのころから研究者になっていく上で迷ったとき助けてくれるそんな本だなと思いました。
僕はこの本で、今大切なこと、将来待ち受けていることがどんなことなのかよくわかりまし
外国語案内ボランティア①~伊勢志摩サミット~
2016年5月26日・27日には三重県を世界に発信する絶好の機会として、伊勢志摩サミットが開催されます。
僕は、伊勢志摩サミットに「外国語案内ボランティア」として参加いたします。そこで、今回は外国語案内ボランティアって何~?というところから、どういう風に決まったの~?というところをまずは紹介したいなと思います。
目次
外国語案内ボランティアって何?
伊勢志摩サミット三重県民会議という伊勢志摩サミットを成功に導くために設立された官民一体組織(詳細 伊勢志摩サミット 三重県民会議)により、平成27年10月30日(金曜日)~12月10日(木曜日)の間において募集が始まりました(既に終了しています)。その募集目的は、三重県:伊勢志摩サミット外国語案内ボランティアの募集結果
によれば、
伊勢志摩サミットの開催に際して、三重県を訪れる外国人報道関係者の方々をおもてなしの心で歓迎し、円滑な取材・報道活動を行っていただくため、外国語による交通や観光等の案内を行うボランティアの募集を行った
となっており、伊勢志摩サミットにおいて、日本に来られる多くの外国人報道関係者の方々に対して案内を行うことが目的になっています。
外国語案内ボランティアの募集要項って?
やはり、「サミット」ともなるとボランティアに対してもある一定以上の語学力を求められます。ただよりたいだけっていうのは難しいのです。僕が外国語案内ボランティアに応募した募集要項等にはこんなことが書いてありました。
活動期間
平成28年5月20日(金)~5月28日(土)(予定)
活動場所
国際メディアセンター(三重県営サンアリーナ)、津駅、津なぎさまち、松阪駅、伊勢市駅、近鉄宇治山田駅、鳥羽駅、近鉄鵜方駅等(予定)
募集人数
200人程度
主な活動
各活動場所に設置するインフォメーションセンター等における、交通・観光等の案内及び三重県の情報発信 等
語学力
英語により、上記の活動の活動を行える方
目安:英検2級、TOEIC600点程度以上の英会話能力
その他
実施する研修に参加可能な方(3回程度)
このように、特に英語力では英検2級、TOEIC600点程度以上が目安ということで、募集がされており、また募集期間に平日を含むことを考えると、社会人の方よりも僕のような「学生」にとって大きなチャンスがあったということがわかると思います。
外国語案内ボランティアの募集結果って?
募集人数が200人程度に対し、募集人数なんと「1003人」
そのため、採用人数が200人程度から300人程度へと拡大されました。
その中で留学の経験や語学力、そして参加できる日数(個人的感想ですが、合格した方の多くが参加できる日数を多く書いているなと感じました)等から、選ばれたのが、
男性274名、女性729名
10代298名、20代179名、30代108名、40代135名、
50代158名、60代102名、70代18名、 80代5名
になります。
年齢幅がなんと、中学3年生から82歳の方までとのことで幅広い年齢層に方々がこの伊勢志摩サミットに携わりたいと考えていることがよくわかります。
より詳細は以下のサイトから
感想
今回は、外国語案内ボランティアという人たちがいるんだなーくらいのこと紹介しました。多くの方々のなかからせっかく選んでいただいたので、しっかりと役目をはたし、伊勢志摩サミットをみんなで盛り上げていけたらうれしいです。
その募集後の2月と3月に行われた研修の内容等や僕がなぜこの外国語案内ボランティアに参加しようと思ってのかについて、また書きたいなと思います。
伊勢志摩サミット~外国語案内ボランティアとして参加します~
三重県に絶好の好機がやってきた
その名も「伊勢志摩サミット」
伊勢志摩サミットは2016年5月26日・27日の両日にわたって行われます。日本の安倍晋三首相が2015年6月5日、三重県志摩市の賢島を開催地に選定したと発表しました。経済効果としては、日本全体で1000億円以上、三重県だけでも約500億円になると言われており、三重県人の僕としてもとてもうれしい限りです。開幕まで30日を切り、ますます伊勢志摩サミットがメディアを通じて報道される機会が増えてきました。僕は、伊勢志摩サミットには「外国語案内ボランティア」として参加します。それについてはまた後日書きたいと思います。
ここで、改めて、伊勢志摩サミットってなんだ?ってところを改めて学んでおこうと思います。
サミットって何? What is summit ?
「G7サミット」とか「G8サミット」とかよく呼ばれてますね。この辺、ちゃんと伊勢志摩サミットのホームページにわかりやすく記載されていました!
G7サミットとは、日、米、英、仏、独、伊、加7か国の首脳並びに欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加して開催される首脳会議です。ウクライナ情勢を受けたロシアのG8への参加停止により、2014年以降G7サミットとなっているものです。
ロシアは入ってないから、G7なんですね!
愛称として親しまれている「伊勢志摩サミット」という言い方、「G7サミット」という言い方、「第42回先進国首脳会議」といった言い方をすることもあります。
サミットではいったい何をするの?
G7サミットでは、国際社会が直面する様々な課題について、首脳は一つのテーブルを囲みながら、非公式かつ自由闊達な意見交換を通じてコンセンサスを形成します。そして、その成果が宣言としてまとめられます。グローバル化が進むと世界各国の相互依存関係が進み、物事が起こりかつ展開する速度が速くなり、その影響するところも国境を越えて大きくなりますが、それらに有効に対処するためには、柔軟で果断かつバランスのとれた決断、効果的な措置が必要となります。G7サミットには他の多くの国際的なフォーラムと異なり事務局がありませんが、それぞれの国で総合的・横断的に様々な分野を総覧する立場にある首脳がトップダウンで物事を決めるため、適切な決断と措置を迅速に行うことが可能になります。
国のトップが一つの場所に集まって、世界のことについて話をするということなんですね。日本では、1979年(東京)、1986年(東京)、1993年(東京)、2000年(九州・沖縄)、2008年(北海道洞爺湖)の5回議長国になっているので、今回の伊勢志摩サミットで6回目になります。
伊勢志摩サミットではどういったことを話し合うの?
「世界経済・貿易」、「政治・外交問題」、「気候変動・エネルギー」、「開発」、「質の高いインフラ投資」、「保健」、「女性」について話し合うとされています。
それぞれについて簡単にまとめたいと思います。
- 「世界経済・貿易」
新興国経済(中国など)の経済減速影響、原油価格の変動等を踏まえた上で安定した経済成長について議論する。
- 「政治・外交問題」
テロ対策、中東情勢、ウクライナ情勢や北朝鮮情勢等を議論し、国際世論を喚起する
- 「気候変動・エネルギー」
COP21の成果(パリ協定)をもとに、気候変動に関する国際社会全体の取組を先導する議論を行う。
- 「開発」
貧困を撲滅し,持続可能な世界を実現するために採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030アジェンダ)」を実施するために必要な議論を行う。
- 「質の高いインフラ投資」
国際社会に対して、持続可能な成長に資する形で「質の高いインフラ投資」を実践することの重要性を発信し、G7の貢献の仕方を議論する。
- 「保健」
エボラ出血熱などの教訓を受けた公衆衛生危機への対応やライフコースを通じた保健サービスの確保等について議論を行う
- 「女性」
エルマウ・サミットの成果も踏まえ、あらゆる分野で女性活躍推進に向けた国際的機運を高める。
参加国の首相の紹介
日本 安倍晋三
アメリカ バラク・オバマ
フランス フランソワ・オランド
イタリア マッテオ・レンツィ
カナダ ジャスティン・トルドー
イギリス デーヴィッド・キャメロン
ドイツ アンゲラ・メルケル
まとめ
簡単に、サミット、伊勢志摩サミットについて書いてみました。いや~改めて考えると、本当に自分の住んでる三重県でこんなイベントやっちゃうんですね~これからどどうなっていのか楽しみです。それに、外国語案内ボランティアとして、この伊勢志摩サミットにかかわらさせていただくので、しっかりしなければ!と気が引き締まりました。三重県の魅力についてよく知ってほしいです。
より詳細な情報
動画でわかりやすいく紹介したものがありました。
より詳しい情報は以下のページ等によく記載されております
伊勢志摩サミットとは?からなぜ選ばれたのか?等写真付きでわかりやすいです
サミット全般に対する疑問に対する答えが載っています。
伊勢志摩サミットのホームページ